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9/9リリース「STRONG BOX」より商品レビューが到着!

2015/08/31 01:13 on

CATEGORY JAM Project NEWS, RELEASE

9/9にリリースするJAM Project 15th Anniversary STRONG BOXの、商品レビューが到着しました!

8/27配布号「アニカンFree!」 表紙特集!にも掲載されていますので、
こちらもあわせてご覧ください。

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STRONG BEST MOTTO!MOTTO!!-2015-

「何故、過去の楽曲をリメイクしたのか??」。答えは至極明瞭だ。「15年の歳月の中で生み出されたJAM Projectの楽曲はどれも、ファンたちの間ではずっと親しまれ続けているように、エバーグリーンな輝きを放っている」。JAM Projectのライブに足を運んでいる方ならご存じだろう、JAM Projectのコンサートでは、活動初期に生まれた楽曲たちが…結成から最初の数年間に生まれた歌たちが、今でも、ライブで熱狂を作りあげてゆく定番曲化していることを…。
「変わらぬ良さ」。と同時に、今でこそメンバーも固定化されているが、活動初期時から数年の間に、メンバーも少しずつだが変遷を遂げてきた。その変化に合わせ、楽曲の表情も、メンバー個々の個性の融合の仕方も、それぞれの時代性の中、ライブ経験を重ねながら少しずつバージョンアップし続けてきた。

『Strong Best』の大きな特色としてあるのが、現在のJAM Projectのライブを彩るメンバーが全曲のレコーディングを行っていること。JAM Projectの場合、1曲ごとの世界観に合わせ、表現するミュージシャンも異なるのは当たり前のスタイル。レコーディング現場に於いて、そこは今も一貫して変わらぬこと。だが、ライブという現場に於いては、極力メンバーを変えることなく、JAM Projectの持つ世界観を表現する経験を積み重ねてゆくことで生まれる臨場感や一体感を、何よりも大事にしてきた。

あえて、冒頭の言葉をもう一度ここに記そう。「何故、過去の楽曲をリメイクしたのか??」。答えは至極明瞭だ。「ライブ経験を重ね、磨きをかけた曲たちを、今現在のライブを支えている最強のミュージシャンたちと一緒に一番リアルなJAM Projectの姿として届けたかった」からだ。細かいことを補足するなら、活動初期の楽曲の場合、後に加入した奥井雅美と福山芳樹どころか、きただにひろしさえレコーディングに参加していない歌もある。だからこそ、「今現在のJAM Projectで、今のJAM Projectのライブで最も生きる姿に進化した曲たちを、JAM Projectを支えてくれるファンたちに届けたかった」。

JAM Projectファンの場合、長年支持し続けてゆく人たちが居るのと同時に、活動を重ねるごと若いファンたちが次々と仲間へ加わり続けている。その新しいファンたちに、JAM Projectの歴史を担ってきた曲たちを改めて紹介したいという想いも、今回の『Strong Best』を制作した理由の一つとしてあること。そのためにも、今とは洋服の異なるオリジナル曲をまとめるのではなく、今の。そして、これからも着続けてゆく最新モードの洋服(アレンジ)で、ベスト盤を作る。そこに大きな意味と意義があったというわけだ。
ところで、何故「Strong」なのか…。そんなの書くのもやぼったい。今の5人が一番輝く姿を形にしたとき、あのとき(オリジナル時)以上に存在感と輝きを増した楽曲に様変わっていたんだもの。それこそが、一番相応しい言葉ではないか。ではここから、一曲ごとに解説していこうか。

 

「Crest of “Z’s”」

原曲の時点から重量感(ヘヴィさ)と駆け上がる疾走性、5人の一体化し叫ぶ歌声が魅力を放っていた「Crest of “Z’s”」。本作でも、冒頭を彩った超絶なシャウトに触れた時点から嬉しいインパクトを体感。原曲のアレンジを極力活かしたうえで、臨場感やソリッドな音が放つ刺激を増強。鍵盤系の音が壮大さを加えれば、途中、あえて凪(静か)なブロックを加えることで、楽曲へ、さらに臨場感とメリハリを与えていった。重厚なハーモニーの裏、美しい旋律で疾走し続けるギターソロも楽曲に嬉しい高揚を添えている。

 

「Rocks」

ホラー感を満載した幕開け。楽曲は美しき叫びを上げたハイトーンヴォイスを合図に、開放性を抱きながらもパワーあふれた舞台劇へ突入。「熱く激しく舞い踊れ」の歌詞のように、先に触れた三つの言葉の部分を、原曲以上に尖らせて描写。後半へ進むごと演奏が高ぶるように,オリジナルが持っていたエナジーあふれた凛々しい歌声やサウンドが、より鋭利さと高揚性を増して胸に、心に突き刺さってきた。レンジの広さと深さを増した楽曲が与える迫力は、本当に凄まじい!!

 

「SEVENTH EXPLOSION」

美しくも荘厳さを抱かせる始まり。ソウルフルな表情から一転、楽曲は壮絶な迫力を持って突き進んでゆく。ザクザクとしたワイルドな演奏もさることながら、その上で次々と交わし合う凛々しい歌のバトルにゾクゾクッとした興奮を覚えていた。背景の音が粒立っているからこそ、演奏が進むごとに激しく交錯してゆくメンバーの重厚な歌の絡み合う様へ、武者震い立つ興奮を覚えずにいれなかった。シンフォニック&ハードロックな様式美スタイルを軸に据えつつも、今の時代性だからこそ放つ息吹を巧みにミックス。終盤に描いた、メンバーどうしのシャウト声のバトルは胸震える興奮もの。

 

「GONG」

オリジナル曲では勇壮さを全面に押し出していたが、本作では、神々しいと言えば良いだろうか!?、まるでスペクタクル映画のエンディングに興奮し、最後のエンドロールで高揚した気持ちを抱えながら、何処か温かさや感動の余韻も噛みしめてゆく感覚さえ覚えていた。雄々しさを軸に据えながらも、優しさや温もりを感じる色合いを加えたことで、激しくもシンフォニックな楽曲へ芳醇さが増したようだ。後半へ進むごと、激しく疾走しながら膨らんでゆく臨場感は、ライブて生み出される高揚した一体感をそのまま体験しているよう。まさに、魂へ熱狂のゴングを打ち鳴らしてくれる楽曲だ。

 

「HERO」

跳ねる弦の旋律や心地好く転がるピアノの音色などシンプルな演奏の上で、メンバーたちの愛情たっぷりな歌声が瞬時に触れた人たちとの心を繋ぎ、想いを一つに重ねあわせてゆく。楽曲自体へ優しさがあふれているように、身近に寄り添う感覚を抱かせる温もり満載なスタイルに昇華。とくに後半の、ゆったり広がるオーケストラの演奏と、その上で歌うハートウォーミングな歌声やハーモニーの融合には、心洗われる感動さえ覚えてゆく。夢にあふれていた小さい頃の自分の心の憧憬を追い求める歌詞も含め、つい一緒に歌を口づさみたくなる、心と心を繋いでくれるとても温かな楽曲だ。

 

「嘆きのロザリオ」

溜めを活かした凛々しき歌声が、美しくも壮麗な演奏の上で絡み合ってゆく。原曲よりもほんの少しテンポを落とし、より重厚さと麗しい面を強調。冒頭の美しいハーモニーから一転、激しいドラムロールから楽曲は速度を上げていく。こちらも、溜めを活かし、楽曲の持つ美しくも荘厳な魅力を際立たせてゆく姿を提示。攻める姿勢を見せた原曲とはアプローチを変え、勇壮な演奏を軸に据えながらも、包み込むようなおおらかさや懐深い凛々しい歌声などを通し、触れた人たちを壮大なシンフォニックロックな世界へと誘っていく。

 

「CRUSH GEAR FIGHT!!」

スリリリングさを持った幕開け。5人のハーモニーが眼前へせまってゆく様に、魂震える興奮を実感。歌が始まると同時に、楽曲は爽快さを持って走り続けていく。開放感を持って駆け上がる歌に絡み合うセリフのような叫び声も、この歌へ心地好い疾走性を与えている。原曲以上に明るさや輝きを増した感覚を「CRUSH GEAR FIGHT!!」に抱くのも、曲自体が解放的な光を放っているせいか!?。スカッとした爽快さを持って駆け抜けてゆく様が、気持ちを嬉しくはしゃがせる。カラッと晴れた感覚を終始,実感。これぞまさに、JAM Project流ハードロックンロールナンバーだ。

 

「TRANSFORMER EVO.」

スリリングかつ壮麗な弦楽演奏の始まり。一転、重厚で壮大な歌と演奏が重なりながら、シンフォニックロックな舞台劇へと聞き手を一気に引き込んでゆく。なんてエキサイティングでスリル満載な演奏と歌声のバトルなんだ。鋭利さ放つ一つ一つの音が、重量感を持った歌声が、際立った存在感を放ちながら熱を持って絡み合ってゆく、それぞれの音が重なりあったときに生まれるのは、魂を沸騰させる興奮と高揚。ビッグバンした音に呑み込まれながら、ズッと武者震い立つ感覚を抱き続けていた。終始攻め続ける演奏は、とても刺激的だ。

 

「SOULTAKER」

とても口づさみやすいメロディに、臨場感を持ちながらも優しさを抱かせるハーモニー、心地好く駆けてゆく演奏の中から見える粒立った音の広がり。触れた人たちの気持ちを熱く掻き立てる楽曲の良さを活かしながら、よりレンジ深い音作りを投影。原曲以上に、眼前に歌声や演奏がせまってくる感覚が刺激的だ。後半の様式美あふれる展開や、終盤へ向かってどんどん熱を上げてゆく歌声と演奏が一体化したときのパワーには、ワクワクとした想いや熱い高揚を覚えずにいれない。間奏のギターソロも含め、初期JAM Projectが得意としていたメロディックなハードロックスタイルが、ここには息づいている。

 

「VICTORY」

ゴシック&シンフォニックな始まりの時点で、存在感際立った音の数々が雪崩のように一気に襲いかかってきた。重厚な音と力強い歌声が幾重にも重なり、シアトリカルに表情を変えながら眼前にせまってゆく。5人の歌声が、電撃的な演奏が、「これでもか!!」と熱く熱く胸を掻き立てる。なんてドラマチックでスペクタクルな楽曲なんだろう。ライブで体感している激しさ抱いたシンフォニックロックの興奮は、音源を通してさえ、気持ち揺さぶる大きな感動と高揚した感情を伝えてくれる。身体中から沸き立つ熱狂に、最初から最後まで魂を震わせ続けていただきたい。

 

「レスキューファイアー」

声のレンジが深さを増したのか!?、5人の歌声が耳に飛び込んでくるときの迫力がハンパなく力強い。ザクザクとした演奏が描き出す臨場感へ圧倒されるほどのインパクトを覚えるのは、もちろん。攻めの姿勢を持った5人の歌声が、終始感情をガンガン熱く揺さぶっていく。凄まじいパワー降り注ぐ歌と演奏は、触れた人たちの気持ちをどんどん暴発させてゆく。シンプルそうに見せ、その中へは、魂を揺さぶるヒットポイントを幾つも用意。まさに、熱く熱く感情を掻き立て続けてゆくエナジーあふれだす楽曲だ。

 

「SKILL」

5人の勇壮な歌声の重なり、そして、吠えだした5人の歌声が導き出した感情の震え。ライブでは最後の最後に演奏し、つねに場内へ熱い一体感を描き出してゆく「SKILL」。緩急活かしながらも、ライブで放つ臨場さへ、よりオーケストラ感を増強した形で表現。7分以上に及ぶ大作にも関わらず、駆け続けるシンフォニックロックな演奏と5人の歌声が織りなす戦いのドラマへ終始心が釘付け状態。アレンジ面でも、間奏での展開を含め、あえてライブ感を活かしたスタイルを投影。つまり、何時ものJAM Projectのライブで味わっている、頭真っ白に、雄大な音の迫力に熱狂興奮してゆくあの感覚が、ここへは寸分違わず生きてるということだ。

 

JAM Projectのライブをそのまま体感している感覚で、どの楽曲もせまってくる。むしろ、ライブで表現し続けているあの迫力を、そのまま音源としてパッケージしたのが、この『Strong Best』。もちろん、音源ならではの音や声の立たせ方も施してはいるが、それよりも、世界中の人たちが体感し熱狂してきた、無条件に魂を震わせ興奮を呼び起こす”生な臨場感”がここには生きているように、まずはその感覚を味わっていだきたい。この作品に触れたら、かならず、これ以上の迫力を持って身体へ襲いかかってくるJAM Projectのライブを「MOTTO!!MOTTO!!」と体感したくなるはずだ。

 

 

JAM Project 15th Anniversary STRONG BOX ~Blu-ray~

「MAZIMIZER」

舞台は壮大な荒野(L.A?)。それまで大地に寝そべっていた女性がすくっと立ち上がり、車へ乗り込んでゆく。彼女が車のキーをまわすと同時に、歌がスタート。巨大な5つのスピーカーの上で雄々しく歌うJAM Projectのメンバーたち。スケールあふれた激しい楽曲に相応しく、映像面にもスリリングな緊張感が漲っている。
サイコホラー/ロードムービーをミックスしたような映像描写??。謎を秘めたヒロインの行く末が気になるショートムービーを見ている感覚を味わえる作品だ。ヒロインに絡む影山ヒロノブの不気味な存在感もさることながら、つねに挑戦的な姿勢で歌いかけてゆく5人の凛々しい表情にも注目していただきたい。

 

「Believe in my existance」

画面を縦に五分割、5人の姿を映し出した5つの映像をスクリーンへ一斉に投影。一つの画面の中、大きさを変えながら、いろんな組み合わせを持って、メンバーの歌う姿が次々と映し出しされてゆく。
大きなスタジオの中で歌う5人の姿を、それぞれにピックアップしてゆく形で映像に描写。同じ楽曲の中、各メンバーがどんな表情や仕種で歌っているのかを伺い知れるように、メンバー個々のステージングに於ける個性を味わえるのが嬉しい。もちろん、5人が横一線に並び歌ってゆく姿も映し出されているよう、個別/全体を比較しながら見ることで、JAM Projectのメンバーのステージングの妙味も一緒に楽しめる。楽曲が凛々しいだけに、映像でも、凛々しき表情で歌い続けるメンバーの姿を存分に味わえるはずだ。

 

「Wings of the legend」

始まりと同時に映し出される、勇壮な音を背景にしたプロローグとなる英語(字幕入り)のメッセージと、幼き頃の5人の姿。これから始まるスペクタクルな戦いの物語を告げる幕開け。彼らは、大いなる愛を胸に抱いた「鋼の翼」を持つ戦士たち…。
映像は一転、荒れ果てた大地の上で雄々しく歌い叫ぶJAM Projectのメンバーたちの姿を映し出してゆく。JAM Projectのメンバーが歌を通した語り部となり、5人の子供たちが冒険や戦いへ身を投じてゆく様を歌い紡いでいく。雄々しさから、さらに一転。穏やかな演奏の上で哀切な想いたっぷりに歌いあげるときの満天の星空を背景にした映像の美しさには、目が釘付けだ。
壮大なバトルファンタジー映画を見ている感覚に、終始胸がドキドキ高鳴っていた。

 

「THUMB RISE AGAIN」

日本刀を手にした一人の白人女性。構えた刀の刃先に映し出されたのは、日本からL.Aへと乗り込んできた5人の侍(JAM Projectのメンバー)たち。
巨大なビルの屋上で雄々しく歌うJAM Projectの5人の歌声や姿が、ヒロインとなる女性の戦いへ挑む心情を代弁してゆく。彼女が打ち倒す相手は、全身クリスタルな魔獣。5人の力強く躍動的な歌声を力に、女侍は、刀を翳し、渾身の力で振り降ろしては、凶悪な敵を斬り倒そうとしてゆく。
覚悟を決めた女性と魔獣との壮絶なバトルの結末もさることながら、終始、雄々しい姿で歌いかけてゆくJAM Projectのメンバーの姿にも、同じよう侍魂を感じていた。

 

「Breakthrough」

地面へ垂直に立てられた、数多くの長いポール型のライト。無数のライトに囲まれた空間の中、様々な形状に揺れる光に照らされながら、JAM Projectのメンバーらが全身を大きく揺らし、歌いあげてゆく。カラフルな無数のライトが作りだす光彩の中へ映し出されるメンバーらの姿。中へスローな映像も加えることで、”光とメンバーらのゆっくりとした動き”が重なり生まれた幻想的な姿が、より神々しくも瞼に焼きついていく。
光が作り出した美しくも不思議な揺らめきの中で凛々しく歌いあげてゆく5人。その姿へ終始視線が惹かれ、引き込まれ続けていた。

 

「Rebellion~反逆の戦士達~」

4本の巨大な神殿を支える柱に囲まれた、大きな円形空間の中で歌う5人。JAM Projectのメンバーが召還したのは、鎧を身につけた一人の勇猛な戦士。その戦士が繰り広げる戦いの様が、中に描き出されてゆく。
JAM Projectの5人が囲んだ円形の場は、戦いを行うためのコロシアム?!。全身震わせながら雄々しく歌う5人の声をエールに、円形空間で止まぬ壮絶な戦いが続けられていく。
「その手で砕け」と歌い叫ぶときに全身で大地を叩きつけようとしてゆく遠藤正明の姿や、両の腕を広げ声量あふれたキーの高い歌声を響かせてゆく奥井雅美の姿など、5人の歌うときの仕種や表情にも注目していただきたい。

 

「覚醒X」

青い地球へ舞い降りた、黒い悪な存在。JAM ProjectのMVにしては珍しい、バンドを従えて歌うシーンを中心に撮影。まるで黒い霧のような、中心部に焔を抱いた悪の物体がビルの中を駆け巡ってゆく姿は、不気味なホラー映画のよう。やがて正体を現した敵と対峙し、その相手を叩きのめすよう、5人も、身体中から無数の光の矢を発しながら戦いを挑んでゆく。
全体的にダークな映像感を出すことで、楽曲の持つ迫力と臨場感を強調。メンバー自身も、敵に戦いを挑むよう、終始挑発的な姿で歌いかけてゆく。
闇を強調した映像だからこそ、その対極にある光彩を投影することでメンバーの凛々しい姿が浮き彫りになり、作品にスリリングな緊張感も描き出されていった。

 

「SKILL-2015-」

巨大なライブ空間の中、大勢のファンたちに囲まれた円形ステージの中、メンバーらがライブと同じ意識のもと、リアレンジされた「SKILL」を熱唱してゆく。この映像の迫力は、なんと言っても拳振り上げ全力で熱狂し続ける大勢のファンたちの姿。その本気度に刺激を受け、メンバー自身も、何時ものライブと同じように挑戦的な姿勢で観客たちへ熱狂のバトルを挑んでいた。間奏部分に於けるファンたちの「HEY!HEY!」や「MOTTO!MOTTO!」と大声張り上げ叫ぶ姿や、本気で楽しんでいる表情の数々を見ていると、一緒にその輪へ飛び込みたくなる。
通常のMV映像で魅せる姿とは異なる、本気で観客たちと全開バトルを挑んでゆくメンバーの姿が、とても生き生きと見えてきた。この映像を見たら、絶対にJAM Projectのライブに参加したくなるはずだ。

 

「決戦 the Final Round」

舞台は、荒れ果てた荒野。オーロラのような光も飛びかう満天の星空の下、温かな歌声響かせるメンバーの姿を映し出した映像から物語は幕を開けた。一転、勇壮な演奏が始まると同時に、JAM Projectの5人の歌声にも、一気に凛々しさが漲りだした。
大地から甦った巨大なロボット。その大きな戦士は、地球外から攻撃を仕掛け、大地を汚してゆく破壊神を倒すため、戦いを挑んでゆく。一度は、強大な力の前に破れる巨大な戦士。破壊の限りを尽くす敵。だが、ふたたび息を吹き返したロボット戦士は…。
この映像には、6人目のメンバーであるヒカルドクルーズの姿も登場。JAM Projectのメンバーは、この物語の語り部として、平和のための戦いの様を、歌を通して紡いでゆく。まるで孤高に戦う姿を見守り、声援を送る異星の戦士たちのように…。

 

Lantis Fes

今年の春にアメリカはラスヴェガス、中国は香港と上海、シンガポール、韓国、台湾で行われた「Lantis Fesatival」。その中から、JAM Projectのライブ公演の模様をピックアップし、ダイジェスト映像化。
どこの国でも、JAM Projectのステージングに魂奮わされ観客たちが大騒ぎしてゆく姿を、ライブ映像の数々を見ながら実感。JAM Projectの海外での支持率の高さやライブに於ける熱狂ぶりを、映像を通して体感出来るのはもちろん。その舞台裏で、現地の言葉を通してコミュニケーションするために努力?!するメンバーらの姿や、ファンたちとサイン会やハイタッチ会で接してゆくときの各国のファンたちの興奮っぷりも、映像から見えてくるのが嬉しい。
ライブ映像には、それぞれの国の言葉でコミュニケーションしていく姿も映し出されているが、日本語で普通に熱狂のやり取りをしてゆく姿もけっこう映っていた。声優,速見奨のステージに白衣姿で登場するメンバーらの姿なども、投影。海外で行われた「Lantis Festival」の中に於けるJAM Projectの姿をダイジェスト化した映像を通しながら、「アニソンは世界を繋ぐ」(遠藤正明談)の言葉を、リアルに実感できる映像作品にも仕上がっている。
最後に映し出される、各国のファンたちのJAM Projectのメンバーらに対するメッセージ映像は、ぜひ見て欲しい。なんて日本語率の高さなんだろう。それだけJAM Projectを、アニメやアニソンを通して、世界中に日本語が浸透していることを実感させられるはずだ。

 

総括

本作に収録したのが,9本のMV。今年の春にアジアを中心に5ヶ国6ヶ所で行われた「Lastis Festival」の中から、JAM Projectの部分だけをピックアップしダイジェスト化したドキュメント映像。そして、MVパートにも収録している「SKILL-2015-」バージョンの撮影メイキング映像の3ブロック。
MVに関しては、どれも歌詞のテーマと巧みにシンクロ。むしろ、その楽曲で伝えたい部分をピックアップし、関連した題材と巧妙に組み合わせたスペクタクルな物語へどれも仕上げているところに、JAM Projectの映像に対するこだわりの姿勢が見えてきた。
唯一、観客たちを呼び込みライブ映像として映しだした「SKILL-2015-」のMV。ここには、当時のメイキング映像も収録。ファンたちの熱狂ぶりに奮起し、本気度を増してゆくメンバーらの姿を味わえれば、あの臨場感が生まれた背景もしっかりと伝わってきた。
「Lastis Festival」のドキュメントに関しては、JAM Projectのメンバーの姿以上に、熱狂するファンたちの姿を追いかけていただきたい。その姿や発言を目にすることで、「JAM Projectが海外で支持を得ている姿」を何よりも一番に体感出来るはずだ。

 

 

JAM Project 15th Anniversary STRONG BOX ~15周年記念BOOK~

JAM Projectと言えば、影山ヒロノブ/遠藤正明/きただにひろし/奥井雅美/福山芳樹の5人から成り立つユニット…というのは周知の事実。だが、「JAM Projectの存在はこの5人がいれば成り立つか??」と言えば、けっしてそんなことはない。スタッフという名の数多くの仲間たちが5人を影で支え続けているからこそ、我々は表舞台に立つJAM Projectを通して興奮や感動を手に出来ている。
JAM Projectのメンバーが「海外展開」や「結成10周年以降からの歩み」について語った、数万字に及ぶインタヴュー記事を中心に構成された「15周年BOOK」。この本の一番の魅力は、JAM Projectを影で支え続けている人たちの証言(インタヴュー)が数多く掲載になっていること。
須藤賢一を筆頭とするサウンドプロデューサーの方々から、レコーディングに携わるサウンドエンジニア、ライブ環境を制作してゆく舞台監督や音響チーフなどのコンサートクルーたち、さらにカメラマンやスタイリスト、デザイナーなど、JAM Projectを形成するあらゆる分野の人たちが、それぞれの視点でJAM Projectの魅力を語り尽くしている。アルバム『Strong Best』のレコーディングメンバーであり、現在のJAM Projectのライブを支えるミュージシャンたちによる座談会や、JAM Projectへ長年身近に接してきたスタッフたちによる覆面座談会など、親しいがゆえにぶち蒔けたトークも収録。
他にも、様々なプライベートや秘蔵写真を掲載したメンバーのパーソナルな面の見える記事もあれば、ヒストリーなどデータ面も充実。表側から見るJAM Projectのみならず、JAM Project自体を形成してゆくうえで欠かせない人たちの証言を通して「JAM Projectの本質」を浮き彫りにしたのが、この250ページ以上に及ぶ「15周年BOOK」になっている。
普段は表に見えてこないJAM Projectの素顔を知りたい方には、ぜひ読んでいただきたい。

TEXT:長澤智典

ヒカルド's ルーム